道後オンセナート2018参加アーティスト・作品情報。大宮エリー×矢井田瞳ライブペインティングレビュー。

スポンサーリンク

愛媛県松山市の強力な観光地のひとつである道後温泉エリアで、『道後オンセナート2018』が始まりました(2017年9月〜)。

f:id:nomiyamiho:20180916155701j:plain

 

グランドオープンは2018年の4月14日で、「オマージュ」(賛歌)をキーワードに、1年半の期間中、およそ20人のアーティストが絵画や写真で参加するそうです。

この記事では、2017年の9月に開催されたプレイベントを中心に、道後オンセナートの様子をご紹介します。

道後×アート

『道後オンセナート2018』は、2014年に開催された『道後オンセナート2014』以降、継続的に行われている地域活性化アートイベント”道後アート”の一貫で、道後温泉とその界隈のホテルや商店街などの施設がアーティストとコラボし、街の魅力をアピールする取り組みの一つです。

過去には、 荒木経惟さん谷川俊太郎さんなど錚々たるアーティストの方々が参加されており、毎年発表を聞くたび、運営のやる気をビシバシ感じます。

わたしも毎年ではないものの、気になる作品があればちょこちょこ出掛けております。

 

草間彌生さん×宝荘ホテルの一室(2014年)

f:id:nomiyamiho:20180916155739j:plain

 

蜷川実花さん×道後商店街門・道後温泉暖簾装飾・ラッピング電車(2015年)

f:id:nomiyamiho:20180916155800j:plain

 

山口晃さん×道後商店街鈴なり門・要電柱(2016年)

f:id:nomiyamiho:20180916160000j:plain

なんと2014年には、道後オンセナートにふらりと来られていた奈良美智さんに道後温泉前でバッタリお会いするという奇跡以外の何物でもない神憑り的事件に遭遇し、その日から道後はわたしの中で聖域となっています。

なんとなく「道後に行って足湯にでも浸かるか」と思った自分を褒めてやりたい、というか、ベタ褒めしました。

道後の町並み

道後には、誰でも楽しめる足湯が点在しています。

道後温泉駅を出ると、カラクリ時計と足湯が迎えてくれます。

f:id:nomiyamiho:20180916160051j:plain

スタジオジブリの『千と千尋の神隠し』のモデルになったという噂もちらほら聞こえてくる歴史ある温泉と、こぢんまりとした商店街、そしてちょっと小洒落たカフェもあり、美味しい郷土料理が食べられる道後。

楽天トラベルの『おんな一人旅に人気の温泉地ランキング』でNo.1になるなど女子人気が高いようです。

2018プレイベント

今年の道後オンセナート2018のプレオープンイベントも、そんな女子たちの琴線をくすぐるようなラインナップでした。

まず、大宮エリーさんと矢井田瞳さんによるライブペインティング。

ヤイコさんの生弾き語りを聴きながら、その歌やギター、そして観客の空気にインスピレーションを受けたエリーさんが即興で絵を描くというとてもアーティスティックなイベントでした。

またこのキャンバスがでかい。
2m×4m。

エリーさんも「デカすぎる。いつもの倍ある。」と始まる前も・始まってからも連呼されていました。

会場の子供たちも参加して、ペインティングは1.5時間ほどで完成。
エリーさんワイルド且つパワフルでした。

f:id:nomiyamiho:20180916160223j:plain

ヤイコさんは、♪Life's like a love song で始まり♪My Sweet Darlin' で終わる贅沢セットリストを披露されましたが、彼女、色々可愛すぎました。

見た目・雰囲気はもちろん、エリーさんに最大限気を遣って演奏している様子とか、しかし一方で自然体な感じとか、なんだかとても素敵でした。

 

そして、その翌日には、明和電機さんによるライブパフォーマンスもありました。

その時のフライヤーがこちら。

f:id:nomiyamiho:20180916160251j:plain

明和電機さんは、大宮エリーさんのライブペインティング会場にもいらっしゃって、気さくに挨拶を交わしてくださりキュンとなりました。

2018アート作品

約20名の参加アーティストは、パブリック作品・ホテル作品・イベント等で、道後の町を彩ります。

ブックデザイナーの祖父江慎さんが手がけた、夏目漱石の小説「坊っちゃん」の全文を客室の壁などへ展開した”部屋本坊っちやん”も、2017年9月2日に公開されました。

f:id:nomiyamiho:20180916160307j:plain

 ↑2017/9/2 愛媛新聞より。

 

道後のまちの中に点在する立体作品も素敵です。

道後温泉本館の裏側・振鷺亭前には、彫刻家の三沢厚彦さんによる「Animal 2017-01-B2(クマ)」が鎮座。

f:id:nomiyamiho:20180916160527j:plain

3mのクマさんは存在感ありあり。

「どうしてクマなの?」と思ったら、かつて道後公園にあった”道後動物園”へのオマージュなんだそうです。なるほど。


参加アーティスト

松山市役所のホームページより、今回の『道後オンセナート2018』参加アーティスト一覧を抜粋してみました。豪華ラインナップです。(敬称略)


【パブリック作品】
・大巻 伸嗣(現代美術家)
・三沢 厚彦(彫刻家)
・浅田 政志(写真家)
・梅 佳代(写真家)
・淺井 裕介(絵描き)
・イチハラ ヒロコ(美術家)
・鈴木 康広(アーティスト)
【ホテルプロジェクト】
・宇野 亞喜良(イラストレーター)
・大宮 エリー(作家・演出家・画家)
・祖父江 慎(グラフィックデザイナー)
・松井 智恵(美術家)
【イベント】
・エンライトメント
・近藤 良平(振付家・ダンサー)
・田中 泯(ダンサー)
・明和電機
【特別参加】
・蜷川 実花(写真家・映画監督)

《2017年7月release》

 

まとめと感想

2017年9月プレオープン時点では、未だ町歩きのための詳細なマップが作られていなかったり、アート作品の展示時期についてのアナウンス等の対応が遅れている感があり、地元民としては少し残念でしたが、グランドオープンの2018年4月以降、イベントや作品等の充実により、アートをそこここに感じられるようになりました。

また、道後温泉本館は、来年から大規模な改修工事が予定されています。

工事中も入浴可能であるとか、工事の様子が見られるなどの噂程度の情報はちらほら聞こえて来ますが、現在の美しい姿の道後温泉本館を見られるのは今しかありません。

f:id:nomiyamiho:20180916160620j:plain

フィナーレは2019年2月です。この機会に愛媛・道後で、アーティスティックな部屋にお泊りになるのはいかがでしょうか。